「マウスピース矯正って、医療費控除の対象になるの?主婦でも使える?」

マウスピース矯正を始める予定です。医療費控除でお金が戻ってくると聞きましたが本当ですか?税金を払っていない主婦は対象外でしょうか。
矯正を検討しているとき、費用の高さと同じくらい気になるのが「少しでも取り戻せる方法はないか」ということではないでしょうか。
この記事では、筆者が実際に医療費控除を申請して 195,586円の還付を受けた体験をもとに、制度の仕組みから申請手順までわかりやすくお伝えします。
【この記事でわかること】
・マウスピース矯正の医療費控除はいくら戻ってくる?
・マウスピース矯正は医療費控除の対象になる?
・主婦でも医療費控除を使える?
・申請に必要なものと手順は?
・実際にいくら戻ってきた?
結論:マウスピース矯正も医療費控除の対象になる場合が。まずは医師に確認を
マウスピース矯正は、症例によっては医療費控除の対象になります。
筆者の場合は「噛み合わせ不良の治療」という診断を受けたため対象となり、確定申告(令和5年分)で 195,586円の還付を受けることができました。
ただし、すべての矯正が対象になるわけではありません。「審美目的」と判断された場合は対象外となるため、治療を始める前に担当医に確認しておくことが大切です。
医療費控除とは?
医療費控除とは、年間の医療費が一定額を超えた場合に、支払った所得税の一部が還付される制度です。
対象となる医療費には、治療費・薬代・通院費などが含まれます。また、「自己または生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費」が対象となるため、収入のない専業主婦の方でも、夫の確定申告でまとめて申請することができます。
詳細は国税庁のHPでご確認ください。
医療費控除を受ける前に知っておきたい3つのこと
医療費控除は便利な制度ですが、誤解しやすいポイントがいくつかあります。申請前に確認しておきましょう。
①支払った所得税以上は戻ってこない
医療費控除はあくまで「支払った所得税の範囲内」で還付される制度です。
医療費がいくら高額でも、そもそも所得税をあまり払っていない場合は、還付額も少なくなります。事前に源泉徴収票で所得税額を確認しておくと、還付のイメージがつかみやすくなります。
②確定申告が必要
医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。
勤務先で年末調整を行っている場合でも、医療費控除は年末調整では手続きできません。会社から渡される源泉徴収票を使って、別途確定申告を行いましょう。
③美容目的の矯正は対象外
医療費控除の対象になるかどうかは、矯正の「目的」によって変わります。
噛み合わせの改善や発音の問題など、治療目的であれば対象となる可能性があります。一方、見た目をきれいにするだけの審美目的と判断された場合は対象外です。自分の症例がどちらに該当するか、担当医に確認しておきましょう。
マウスピース矯正と医療費控除
マウスピース矯正は医療費控除の対象になる場合があります。どのような症例が対象となるのか、また確定申告の方法について簡単にご紹介します。
対象になりやすい症例
噛み合わせの改善・発音の問題・機能的な治療を目的とした矯正は、対象と認められる可能性があります。担当医に診断書を書いてもらえるか、あわせて確認しておくと安心です。
申請の手順
領収書の保管から申告書の提出まで、手順を3ステップで整理しました。
ステップ① 領収書を保管する
通院のたびにもらう領収書・明細書は、すべて保管しておきましょう。確定申告時に「医療費控除明細書」を作成する際に必要になります。
*医療費控除明細書

ステップ② 確定申告の準備をする
会社から渡される源泉徴収票をもとに、申告書を作成します。国税庁の確定申告書作成コーナーを使えば、画面の案内に沿って入力するだけで申告書が完成します。
*確定申告書用紙

ステップ③ 申告書を提出する
作成した確定申告書に必要書類を添付して、税務署に提出します。e-Taxを使えばオンラインで提出することも可能です。
*確定申告について、より詳しく知りたい方は国税庁のHPをご覧ください。
筆者の場合(実体験)
筆者は令和5年分の確定申告で医療費控除を申請し、195,586円の還付を受け取りました。
矯正の総額が約89万円だったことを考えると、約2割近くが戻ってきた計算です。高額になりがちな矯正治療だからこそ、医療費控除をうまく活用することで、実質的な負担をかなり減らすことができました。
★実際に確定申告を行い、以下の還付額を受け取りました(令和5年分)

まとめ:マウスピース矯正と医療費控除、申請前に医師への確認を忘れずに
矯正治療は高額になりがちですが、医療費控除をうまく活用することで、費用の一部を取り戻せる可能性があります。
・マウスピース矯正は、症例によっては医療費控除の対象になる
・「審美目的」は対象外。治療目的かどうかが判断の分かれ目
・主婦でも、夫の確定申告でまとめて申請できる
・医療費控除を受けるには確定申告が必要(年末調整では不可)
・領収書は通院のたびに必ず保管しておくこと
高額な矯正治療だからこそ、医療費控除をうまく活用して、少しでも実質的な負担を減らしてほしいと思います。まず担当医への確認から始めてみてください。
クリニック選びによって矯正の総額は変わります。費用を比較したい方はこちらもあわせてご覧ください。
矯正にかかった費用の詳細はこちらの記事でご紹介しています。




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